「SATSUMA城山物語2018」への
参加が決まって早2ヶ月弱。
今回野外(公共の場所)での
展示は5度目となりました。
回を重ねるごとに
深化してきてはいますが
場所が変わるたび
やはり現場では想定外なことが
起こりました。
想定外を想定する
ということも大切なことなのだと
気づかされます。
限られた展示作業時間の中で
いかに安全に作品制作に
取り組むか、
展示期間中に
いかに「安全」に
観賞していただくか、
「安全」であることは
最重要事項でした。
そこで、過去4回の経験から
もっとも難しかった
下記3点のことを
いかにより良く
改善していくかという
課題がありました。
・耐久性
・安全性
・効率性
上記を念頭に踏まえ
実際に10月2日に展示を
開始しました。
ワイヤーネットを
事前に計測した数字をもとに
一から作成していたため
樹に設置するのは
すぐにできるだろうと
想定していました。
しかし、いざネットを使おうと
広げようとした際に
ワイヤーなら
簡単に絡まないだろうと
思っていたところが
完全に絡んでしまっていました。
OMG、、、orz
幸い、
大枠を1mm
内枠を0.45mmの
ワイヤーといったように
太さを変えていたため
大枠のみ生かすことが可能でした。
ここが唯一の救いでした。
そこから、
大枠を何とか救出し
気を取り直して
樹に設置していきました。
そして大枠を張った状態で
内側部分に
新たなワイヤーを
張っていきました。
ここで生まれた教訓が、
「網の大枠は制作しても、
内側の網は現場で。」
でした。
そしてこの日は、
やっと張った
ワイヤーに
できる限り
球体を吊るし
作業を終えました。
作業は許可を取って夜21時から明け方5時まで。
理由はこの場所が
公園の遊歩道だからです。
人や自転車の通りの
少ない時間帯に
作業することで
より安全に
効率よく
設置するためでした。
脚立は、中央公園近くの
「レストラン&ホテル南洲館」の
橋本社長をはじめとする
従業員の方々が
快くお貸しして
くださいました。
今までどの展示でも
脚立の保管や移動に
頭を抱えていたので
本当に助かりました。
ありがとうございました。